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2003年の記事

 

 

 

 

 

丸本酒造(株)

 

■老舗の伝統に新風を吹き込む若い力!
業種:酒造
丸本酒造(株)

「インターネットを活用した小売店バックアップシステムで注目してもらっているが、基本はおいしいお酒を造ること」と自信を持って語るのは、老舗地酒メーカー、丸本酒造(株)(岡山県鴨方町、従業員数23名)の若きリーダー、丸本社長。

同社は、慶応3年創業という老舗醸造元。恵まれた気候と水を活かし、品質にこだわる酒造りを続けている。特にこだわるのは酒米・山田錦。自らを「農産酒造」と呼び「酒造りは米造り」と、有機農法による自家栽培や契約栽培を行い、その高品質を維持し続けている。

しかし、日本酒は、全酒類消費量の約10%を割り込み、厳しい状況にある。そんな中で、同社は高品質への飽くなきこだわりと、絞りたて新酒の販路開拓に挑戦し、小売店支援のネット販売システムの構築で全国から脚光を浴びている。

絞りたて新酒は鮮度が命。既存の流通ルートでは販売が難しい。そこで、ネット販売に挑戦。小売店に入る受注情報を同社に直結し、商品発送から代金回収、顧客への情報発信まで一括して管理し、小売店には販売に全力をあげてもらった。メーカーと小売業のネット上での共存共栄である。

この老舗企業をリードするのが30歳代の丸本社長。酒造りを支えるのも、13年のキャリアを持つ30歳代の杜氏(とうじ)を先頭に、常時雇用の若い蔵人たちである。

守るだけが伝統ではない。時代の要請にチャレンジし、変化していく適応力が無ければ伝統は守れない。今宵は、チャレンジする若い力に、“頑張れよ!”とエールを送り、地酒で乾杯!


著作者:e-中小企業庁&ネットワーク
出典:中小企業ネットマガジン


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